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あなたの足底筋膜炎がなかなか良くならない理由

足底筋膜炎は「足底腱膜炎」とも呼ばれている病気です。
足の裏には、膜のように張っている足底筋膜が存在します。
ここに小さな断裂による炎症が起きると痛みが生じ、主に、足の指の付け根からかかとまでに炎症が起こります。

基本的に40〜50代の以上で発症しますが、若い世代やスポーツ選手でも起こることがあります。

足底筋膜炎の痛みの特徴は主に3つです。

「最初は痛いがそのうち軽くなる」
「長い間座った後歩くと痛くなる」
「かかとの骨の前方内側を押すと痛む」

足底筋膜炎を患っている方は、上記のような症状を持っています。
そのため、診断自体は比較的容易に行われます。

ちなみに

「40歳以前」
「かかとの骨より前の部分が痛む」
「朝よりも夕方の方が痛む」
「歩くほど痛みが強くなる」

上記に該当する場合は足底筋膜炎以外の病気が考えられます。
速やかに病院へいって治療を受けてください。

気になる足底筋膜炎は、どのように改善すればいいのか?

実は、

あなたの足底筋膜炎がなかなか良くならないのには、ちゃんと理由があります。
当院に来院された足底筋膜炎にお困りの方が、楽になっていくのにも、同じようにちゃんと理由があります。

足底筋膜炎でお困りのほとんどの方が、非ステロイド系の抗炎症剤に頼っているか、もみほぐしやマッサージ、接骨院などの電気やストレッチなど、その場しのぎの一時的な対応しかしていないのです。

そうなんです。それらは実は、根本的な解決法になっていないのです。

足底筋膜炎は薬やマッサージでは根本解決になりません

足底筋膜炎に関しての一般的な対応で、
「非ステロイド系の抗炎症剤」が挙げられます。

非ステロイド系の抗炎症剤は湿布や塗り薬のこと。
患部に直接湿布や塗り薬を使用して痛みの改善を図ります。

そもそも、足底筋膜炎のほぼ9割は1ヶ月から3年以内に自然治癒します。
そのため足底筋膜炎は、痛みを取りながら刺激を避けることが基本です。

非ステロイド系の抗炎症剤は痛みを改善してくれるので使いやすいですが、多くの方が利用しながら、歩いたり走ったりと刺激を与えてしまいます。
これでは根本的な解決にはならないため、良い選択肢とは言えません。

また、足底筋膜炎の痛みが強い場合は、痛み止めのお薬を使用する場合があります。

痛み止めのお薬は、「痛みの感覚を強制的に止める」というだけで、根本的な痛みの原因を解消しているわけではありません。

ましてや痛み止めを長期に服用することで、胃腸の状態や睡眠のバランスを崩してしまうことは、副作用の項目を読めばわかります。

根本的な解決にはならず、また自律神経のバランスなどを崩してしまう恐れもあります。

また、強いもみほぐし、マッサージ、ストレッチも同じように根本的な解決になりません。

足底筋膜炎は足への刺激を避けて、痛みをケアしながら時間をかけてゆっくりと治していく病気です。

あまりにも痛みが強い場合は足底筋膜を切り離す手術が行われます。
ただ、外科手術をするほど重症化する方は少なく、主にマラソン選手など足を酷使する方のみに限ります。

解決策は全身のバランス!足底筋膜炎を治す秘訣は刺激の回避

では、足底筋膜炎を根本的に解決するとはどういったことなのでしょうか。

足底筋膜炎の原因は人によりそれぞれ原因が違います。

・歩行による酷使
・ランニングによる酷使
・ジャンプによる酷使
・スポーツによる酷使
・扁平足
・老化
・立ち仕事 など

同じ「足底筋膜炎」と言っても足だけでなく扁平足や老化、立ち仕事など本当に様々な原因からなります。

そのため、足底筋膜炎を防ぐためには、極力、足への刺激を回避するよう心がけてください。

例えば、クッション性の高い靴を履く、なるべく負荷のかかる行動は避けるなどです。

ある程度、足への刺激がなくなれば、1ヶ月から3年以内に自然治癒します。

また、全身のバランスを整えていくことも、足底筋膜炎には大切なことです。

体全体のバランスはとても繊細なバランスで成り立っています。
木を積み上げるバランスのゲームを想像してみてください。
強い刺激をいれてしまうと余計に崩れてしまいます。
だからこそ、強いもみほぐしやマッサージではなく、繊細な施術が必要となるのです。

全身のバランスが整えば、足にかかる負担が減ります。
足底筋膜炎は刺激を回避することで自然治癒へ向かうので、操体法との相性はいいといえます。

足底筋膜炎は、できるだけ消炎剤などで痛みを避けて、全身ケアを行いながら自然治癒を目指していきましょう!

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エヴァ治療院