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あなたの坐骨神経痛がなかなか良くならない理由

坐骨神経痛は症状の名前であり、病名ではありません。
何らかの原因で坐骨神経が刺激され痛みが生じるため、神経痛の一種だと言われています。ちなみに、坐骨神経痛の90%程度が「椎間板ヘルニア」によって起こります。

坐骨神経痛の痛みは、主に足の後ろ、外側、前方で発生します。
撃たれたような痛みを基本とし、人によってはしびれが起こることもあります。
また、体の片側だけに現れるのも特徴的です。

発症の始まりは、重いものを持ち上げたときであることが多いですが、徐々に発症し、痛みやしびれが強くなることもあります。

坐骨神経痛の診断には「ラセーグ微候のテスト」が行われます。
仰向けの状態で、脚をまっすぐ伸ばして上げた際に、30〜70度において坐骨神経に痛みがある場合は陽性となります。

ただし、陽性だからといって必ず坐骨神経痛という訳ではありません。
このテストは坐骨神経痛をはじめとする、さまざまな要因を調べるために行われます。

坐骨神経痛の症状がある人は、定義によって異なりますが1〜40%ほど。
基本的に40〜50代に起こりやすく、女性よりも男性に起こりやすいです。

なお、坐骨神経痛の症状自体は古代から存在し、1451年ごろからあったことがわかっています。

そんな坐骨神経痛は、どのように改善すればいいのでしょうか?

実は、

あなたの坐骨神経痛がなかなか良くならないのには、ちゃんと理由があります。
当院に来院された坐骨神経痛にお困りの方が、楽になっていくのにも、同じようにちゃんと理由があります。

坐骨神経痛でお困りのほとんどの方が、痛み止めなどのお薬に頼っているか、もみほぐしやマッサージ、接骨院などの電気やストレッチなど、その場しのぎの一時的な対応しかしていないのです。

そうなんです。それらは実は、根本的な解決法になっていないのです。

坐骨神経痛は薬やマッサージでは根本解決になりません

坐骨神経痛に関しての一般的な対応で「鎮痛薬」が挙げられます。

坐骨神経痛の改善目標は通常の活動ができること。
そのためには鎮痛薬の服用による痛みの回避が選択肢として挙げられます。

ただ、鎮痛薬は、「痛みの感覚を強制的に止める」というだけで、根本的な痛みの原因を解消しているわけではありません。

ましてや痛み止めを長期に服用することで、胃腸の状態や睡眠のバランスを崩してしまうことは、副作用の項目を読めばわかります。

根本的な解決にはならず、また自律神経のバランスなどを崩してしまう恐れもあります。

また、強いもみほぐし、マッサージ、ストレッチも同じように根本的な解決になりません。

坐骨神経痛は何らかの原因で神経が刺激されて起こる症状です。
下手にマッサージやストレッチを行うと、より患部が刺激されて痛みが表出することもあります。

そもそも、坐骨神経痛を改善する方法は「時間の経過」といわれています。
坐骨神経痛の症状が出た約90%の人が6週間以内に改善します。

そのため、手術の選択が必要なほど重症なケースを除いて、時間の経過が大きな治療法のひとつとなるでしょう。

解決策は全身のバランス!坐骨神経痛はじっくり治す

では、坐骨神経痛を根本的に解決するとはどういったことなのでしょうか。

坐骨神経痛の原因は人によりそれぞれ原因が違います。

・椎間板ヘルニア
・坐骨神経の圧迫
・脊椎神経の圧迫
・腰部脊柱管狭窄症
・骨盤腫瘍
・妊娠 など

同じ「坐骨神経痛」と言っても腰や足だけでなく何らかの圧迫・腫瘍・妊娠など本当に様々な原因からなります。

そのため、坐骨神経痛を治すなら全身のバランスを整えていくことが大切です。

体全体のバランスはとても繊細なバランスで成り立っています。
木を積み上げるバランスのゲームを想像してみてください。
強い刺激をいれてしまうと余計に崩れてしまいます。
だからこそ、強いもみほぐしやマッサージではなく、繊細な施術が必要となるのです。

基本的に坐骨神経痛は時間によって解決します。
それまでの間は鎮痛薬を利用して痛みを軽減し、さらに全身マッサージを行って体のバランスを整えていきましょう。

なお鎮痛薬はデメリットも多いため、はり・きゅうを中心に痛みを軽減させることをおすすめします。

つらい坐骨神経痛は全身のバランスを整えて解決しましょう!

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