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あなたの起立性調節障害がなかなか良くならない理由

起立性調節障害は自律神経失調症のひとつです。
主に10歳から16歳に多く、男性に比べて女性に起こりやすいです。

一見、生活リズムが乱れているだけのように思えますが、起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する立派な病気です。

主な原因は概日リズムが5時間程度ずれていることに由来します。
本来、午前中に活動する交感神経が活性化しておらず、夜間に活性化するため寝つきが悪くなるなどの症状が起きます。

「朝起きられない」
「めまい」
「立ちくらみ(脳貧血)」
「食欲不振」
「腹痛」
「頭痛」
「倦怠感」
「動悸」
「息切れ」
「睡眠障害」
「疲れやすさ」

起立性調節障害は、循環器系の障害として捉えられています。

主に発生する症状は上記の通りです。
また、起立性調節障害は下記の4つに分類されます。

「起立直後性低血圧」
「遷延性起立性低血圧」
「体位性頻脈症候群」
「神経調節性失神」

“起立直後性低血圧”は、起立性調節障害の中でも最も頻度の高い症状です。
起立直後の血圧低下、強い立ちくらみ、頻脈などが起こります。

“遷延性起立性低血圧”は、起立数分以降に血圧が徐々に下降し各症状が現れます。

“体位性頻脈症候群”は、起立中の血圧低下はなく、起立時に頻脈があります。
主に小児によく見られます。

“神経調節性失神”は、起立失調症状が出現し失神や、失神前状態になります。
また症状が出る前には、顔面蒼白や冷や汗などの前駆症状を伴います。

こうした起立性調節障害の症状はどうすればよくなるのか?

実は、

あなたの起立性調節障害がなかなか良くならないのには、ちゃんと理由があります。
当院に来院された起立性調節障害にお困りの方が、楽になっていくのにも、同じようにちゃんと理由があります。

起立性調節障害でお困りのほとんどの方が運動や生活リズムの改善など、なかなか治らない対処法を行っています。

そうなんです。それらは実は、根本的な解決法になっていないのです。

起立性調節障害は運動や生活リズムの改善では根本的な解決になりません

起立性調節障害に関しての一般的な対応で「運動」が挙げられます。

運動は、ある程度習慣化されていなければ効果がありません。
基本的に1日15分程度の運動が良いとされていますが、
そもそも自律神経失調症を併発している人からしたら大変な労力です。
そのため、なかなか運動の習慣が身に付く方は少ないでしょう。

また、疲れやすく回復しにくいのも症状のひとつとしてあるので、
日常生活に支障が出ることが多いです。

他にも対処法のひとつに生活リズムの改善が挙げられます。
規則正しい生活を行うことで起立性調節障害の改善が見込めます。

例えば、夜更かしや朝寝坊をやめる、昼寝をしないなどが一般的です。
ただし、起立性調節障害は交感神経と副交感神経のバランスが崩れています。

朝に起きて夜に寝ることができないのに、生活リズムを正すのは難しいです。
むしろ、生活リズムを整えることがストレスになってしまいます。

では、起立性調節障害を解決するにはどうすれば良いのでしょうか?

起立性調節障害の解決策は全身のバランス!

では、起立性調節障害を根本的に解決するとはどういったことなのでしょうか。

起立性調節障害の原因は起立や座位による脳血流の減少です。
これにより各症状が発生します。

そんな時、体のバランスを整えることで起立性調節障害を改善できます。

体全体のバランスはとても繊細なバランスで成り立っています。
木を積み上げるバランスのゲームを想像してみてください。
強い刺激をいれてしまうと余計に崩れてしまいます。
だからこそ、強いもみほぐしやマッサージではなく、繊細な施術が必要となるのです。

体全身の血流が良くなれば、交感神経や副交感神経のバランスが整います。
全身のバランスが戻れば、生活リズムが整い規則正しくなります。

起立性調節障害の起こっている方にとって難しい運動療法を行わなくても、体のバランスを整えることが可能です。

もし、起立性調節障害に悩んでいるなら、全身のバランスを整えて改善を目指しましょう。

起立性調節障害がある場合、体には自覚症状以外に自覚のない全身的な筋肉のこり、血行不良、自律神経の乱れなどが存在します。全身の筋肉のバランスを整えて、はり治療を行い、根本的な改善を目指します。

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エヴァ治療院