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あなたの逆流性食道炎がなかなか良くならない理由

逆流性食道炎は、胃酸や十二指腸液が食道に逆流し、粘膜を刺激に炎症を起こす疾患です。胃酸の逆流や痛み・不快感などを伴い、放置しておくと危険な合併症を引き起こす危険性があります。

主な合併症としては、食道出血、狭窄、食道がんなどがあります。現在は、逆流性食道炎が未治療の場合、狭心症よりもQOLを損なうとも言われるくらいです。

主に、逆流性食道炎は食事や生活様式が原因となる場合が多いです。特に、炎症を悪化させる食べ物は避けなければいけません。

・アルコール
・コーヒー
・炭酸飲料
・柑橘系ジュース
・玉ねぎ
・チョコレート
・餅・あん(饅頭)
・香辛料 など

上記の食べ物は逆流性食道炎を悪化させると言われています。また、高脂肪食品にも注意しなければいけません。そんな逆流性食道炎はどのように改善すればいいのでしょうか?

実は、

あなたの逆流性食道炎がなかなか良くならないのには、ちゃんと理由があります。当院に来院された逆流性食道炎にお困りの方が、楽になっていくのにも、
同じようにちゃんと理由があります。

逆流性食道炎でお困りのほとんどの方が、胃薬や鎮痛薬などのお薬に頼っているなど、その場しのぎの一時的な対応しかしていないのです。

そうなんです。それらは実は、根本的な解決法になっていないのです。

逆流性食道炎は薬では根本解決になりません

逆流性食道炎に関しての一般的な対応で「胃薬」が挙げられます。

胃薬といえば、H2ブロッカーと呼ばれる胃酸を抑える薬が有名です。ただし、軽度な逆流性食道炎は改善する可能性がありますが、長期間症状に悩まされている場合は、市販薬では効果が少ないです。

また、痛みや不快感に対して鎮痛剤をはじめとする薬を服用しても、それは根本的な解決にはなっていません。

逆流性食道炎に足して有効なのは、プロトンポンプ阻害薬(PPI)と呼ばれる薬です。この薬は、市販薬として販売されていないため、病院を受診する必要があります。

加えて、逆流性食道炎は生活習慣の改善も重要です。胃薬や痛み止めを長期に服用することで、胃腸の状態や睡眠のバランスを崩してしまうことは、副作用の項目を読めばわかります。

こうした場当たり的な対処は、根本的な解決にはならず、自律神経のバランスなどを崩してしまう恐れもあります。

つまり逆流性食道炎には、適切な薬の使用と生活習慣の改善が必要です。

逆流性食道炎の解決策は全身のバランス!

では、逆流性食道炎を根本的に解決するとはどういったことなのでしょうか。

逆流性食道炎の原因は以下の通りになります。

・加齢による機能の低下
・ストレス
・過飲過食
・喫煙
・飲酒
・食道裂孔ヘルニア
・肥満・妊娠・便秘・運動による腹圧の上昇
・姿勢の悪さ
・胃切除 など

このように逆流性食道炎はあらゆる生活要因と結びついています。逆流性食道炎は薬物療法と生活習慣の見直しを並行して進めるのが基本です。

・寝る前に食事を取らない
・体の左側を下にして寝る(胃酸の逆流を防ぐ)
・暴飲暴食を防ぐ
・脂質の多い食事は避ける
・朝の胸焼けには一杯の水を飲む など

逆流性食道炎を改善するためには、胃や食道に負担をかけないことが大切です。できるだけ、上記のように生活習慣を改善し、並行して薬も飲みましょう。

また、生活習慣を改善するなら、全身のバランスを整えることも大切です。
全身が整えば、それだけ規則正しい生活が送りやすくなります。また逆流性食道炎の原因の一つである姿勢の悪さを改善できます。

全身のバランスを整えていくことが逆流性食道炎にとって大切なことなのです。

体全体のバランスはとても繊細なバランスで成り立っています。
木を積み上げるバランスのゲームを想像してみてください。
強い刺激をいれてしまうと余計に崩れてしまいます。
だからこそ、強いもみほぐしやマッサージではなく、
繊細な施術が必要となるのです。

逆流性食道炎は生活習慣の改善が何よりも大切です。一時的に薬で改善したとして、その後も生活習慣は肝心となります。

まずは、全身のバランスを整え、その上で薬物療法と生活習慣の改善を同時に行いましょう。少しでも体にかかる負担を楽にして、治療を進めることをおすすめします。

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エヴァ治療院