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あなたの慢性疲労症候群がなかなか良くならない理由

慢性疲労症候群は、体が動かせないレベルの疲労感が半年以上続く病気です。
別名・CFSとも呼ばれており、免疫系、神経系、内分泌系の多系統に何らかの障害が発生している状態です。

慢性疲労症候群の症状は、
国際的合意に基づく診断基準で下記の4つに分類されています。

・労作後の神経免疫系の極度の消耗
・神経系機能障害
・免疫系・胃腸器系・泌尿生殖器系の機能障害
・エネルギー産生/輸送の機能障害

慢性疲労症候群の主な症状は「微熱」です。
一般的な微熱と違って、半年以上続くため、誰もがおかしいと感じます。
また、一般的な解熱鎮痛剤が効きにくいなどの特徴があります。

他にも、疲労が取れない症状が特徴的です。
日常的な疲労とは違い、生活に支障をきたすほどの疲労感があります。
さらに、筋肉痛や不眠・過眠、気分障害など、あらゆる症状が出ます。

慢性疲労症候群はさまざまな症状が併発する上に、血液検査や全身検査で異常が出にくいため、いくら検査しても原因不明の場合に診断されます。

ちなみに慢性疲労症候群の「労作後の神経免疫系の極度の消耗」は、国際的合意に基づく診断基準の中でも必須の症状です。

「神経系機能障害」「免疫系・胃腸器系・泌尿生殖器系の機能障害」「エネルギー産生/輸送の機能障害」だけの場合は、他の病気が隠れている可能性があります。

さて、そんな慢性疲労症候群はどのように改善すればいいのか?

実は、

あなたの慢性疲労症候群がなかなか良くならないのには、ちゃんと理由があります。当院に来院された慢性疲労症候群にお困りの方が、楽になっていくのにも、同じようにちゃんと理由があります。

慢性疲労症候群でお困りのほとんどの方が、症状を緩和させるお薬に頼っているか、その場しのぎの一時的な対応しかしていないのです。

そうなんです。それらは実は、根本的な解決法になっていないのです。

慢性疲労症候群は薬や一時的な対応では根本解決になりません

慢性疲労症候群に関しての一般的な対応で「薬」が挙げられます。
症状の多い慢性疲労症候群に対して、対処療法として薬を飲む方は多いです。
ただし、根本的な治療を行わなければ、改善することはありません。

一般的に慢性疲労症候群には、漢方薬、ビタミン剤、抗うつ剤が処方されます。

この中でも漢方薬の「補中益気湯」は、よく処方される薬のひとつです。
身体の免疫力を高める効果があるため、効果的といわれています。

また、ビタミン剤の中でも「ビタミンC」は活性酸素を除去し、組織障害を減少させることが可能です。さらに「ビタミンB12」も末端神経炎の治療薬として用いられたものであり、睡眠障害にも有効といわれています。慢性疲労症候群特有の脱力感や疲労感を軽減することが可能です。

最後に抗うつ剤は、うつ症状のある場合や睡眠状態の改善に使われます。
ただし、効果には個人差があり副作用が強く出る方もいるので注意が必要です。

基本的に慢性疲労症候群は改善までに数年程度、または数十年かかることもあります。治療を受けずに自然治癒することは少ないので、積極的に改善していきましょう。

慢性疲労症候群の解決策は全身のバランス!

では、慢性疲労症候群を根本的に解決するとはどういったことなのでしょうか。

慢性疲労症候群は、原因が明らかになっていない病気です。
そこで、発症する主な原因を下記にまとめてみました。

・風邪、発熱(インフルエンザなど)
・ストレス、トラウマ
・感染症
・外傷 など

慢性疲労症候群は、これらの原因によって発症する恐れのある病気です。

そんな、慢性疲労症候群の症状の中でも、身体的な疲労感は不快感を伴う症状です。人によっては寝たきりの状態で動けなくなってしまう方もいます。

そこで、全身のバランスを整えていく施術をおすすめします。

体全体のバランスはとても繊細なバランスで成り立っています。
木を積み上げるバランスのゲームを想像してみてください。
強い刺激をいれてしまうと余計に崩れてしまいます。
だからこそ、強いもみほぐしやマッサージではなく、繊細な施術が必要となるのです。

慢性疲労症候群は長い付き合いとなる病気です。
薬でコントロールしながら施術を行い、全身の疲労を改善していきましょう!

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エヴァ治療院