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腰痛／ぎっくり腰を持っている方は、全国に約3,000万人いるとされています。

腰痛／ぎっくり腰は、腰に痛みや炎症を伴うもので、その期間によって急性（6週間まで）、亜急性（6-12週間）、慢性（12週間以上）に分けられます。

症状の原因は、多種多様なため、「何が原因で起こっているのか？」この点を明確にしなければいけません。

基本的に原因が特定できる腰痛／ぎっくり腰は「特異的腰痛」、その他は「非特異的腰痛」と呼ばれます。

・急性腰痛症
・腰部椎間板症
・椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・変形性脊椎症
・骨粗鬆症
・腰椎圧迫骨折
・感染性脊椎炎
・心因性腰痛
・腫瘍 など

上記は原因が判明している”特異的腰痛”です。特異的腰痛は、それぞれの疾患ごとに適した治療を行う必要があります。ただし、一部はガンをはじめとする腫瘍が原因で起こっている場合もあるので、注意しなければいけません。

一方、”非特異的腰痛”は、腰の椎間板や筋肉が原因といわれています。この場合、原因が特定しにくいため、まずは痛みを取る治療が優先されます。

腰痛／ぎっくり腰の方の多くは”非特異的腰痛”に当てはまるため、まずは検査を行い、どちらに該当するか見極めなければいけません。

では、こうした腰痛／ぎっくり腰はどのように改善すればいいのでしょうか？

実は、

あなたの腰痛／ぎっくり腰がなかなか良くならないのには、ちゃんと理由があります。当院に来院された腰痛／ぎっくり腰にお困りの方が、楽になっていくのにも、同じようにちゃんと理由があります。

腰痛／ぎっくり腰でお困りのほとんどの方が、痛み止めなどのお薬に頼っているか、もみほぐしやマッサージ、接骨院などの電気やストレッチなど、その場しのぎの一時的な対応しかしていないのです。

そうなんです。それらは実は、根本的な解決法になっていないのです。

腰痛／ぎっくり腰に関しての一般的な対応で「痛み止めのお薬」が挙げられます。痛み止めのお薬は、「痛みの感覚を強制的に止める」というだけで、根本的な痛みの原因を解消しているわけではありません。

腰痛／ぎっくり腰では、原因が特定できるまで、痛み止めのお薬を使うケースが多いです。その後、検査を通して原因が特定できれば、それぞれの治療に移ります。

ただ、一時的に痛み止めのお薬を利用し、そのまま放置している方もいます。前述した通り、痛み止めはあくまで一時的に止めているだけなので、すぐに病院で原因を調べてください。

痛み止めを長期に服用することで、胃腸の状態や睡眠のバランスを崩してしまう点も注意が必要です。これでは根本的な解決にはならず、また自律神経のバランスなども崩してしまう可能性があります。

また、強いもみほぐし、マッサージ、ストレッチも同じように根本的な解決になりません。

腰痛／ぎっくり腰の原因が”特定的腰痛”の場合は、特に解決にはならないので注意しましょう。

では、腰痛／ぎっくり腰を根本的に解決するとはどういったことなのでしょうか。

まず特異的腰痛の場合は、それぞれの治療法を行う必要があるため、医師の指示を仰いでください。一方、非特異的腰痛の場合は発生しやすい原因が存在します。

・精神的要因
・肥満
・妊娠後期
・年齢
・腰に負担のかかる職業
・運動不足 など

上記のような要因を持っている方は、腰痛／ぎっくり腰になりやすいです。できるだけ原因を排除して、腰痛／ぎっくり腰にならないように努めてください。それでも難しい場合は、全身のバランスを整えていきましょう。

実は、全身のバランスを整えていくことは、腰痛／ぎっくり腰にとって大切なことです。

体全体のバランスはとても繊細なバランスで成り立っています。
木を積み上げるバランスのゲームを想像してみてください。
強い刺激をいれてしまうと余計に崩れてしまいます。
だからこそ、強いもみほぐしやマッサージではなく、繊細な施術が必要となるのです。

全身のバランスを整えることで、非特異的腰痛の原因を排除することが可能です。腰痛／ぎっくり腰を予防するためにも、全身くまなく施術しましょう。